会社案内
創業の精神
故郷の母に着てもらいたい服
高度成長の波は、地方都市福山にも確実に及びつつありました。
国鉄福山駅周辺も商人たちで連日賑わっていたそうです。
そんな時、駅前の繊維ビルに、わずか3坪だが空きが出たそうです。
15歳から親元を離れ、住み込みで働いてきた政善にとって、
それは2度とないチャンスに思えました。
昭和37年9月、多くの人に支えられて、政善は、双和商店を創業しました。
故郷の岡崎から仕入れるニット製品を中心に雑貨を扱う前売り問屋として、
不安も心配も尽きませんでしたが、やってやるぞと不屈の気持ちが滾っていました。
政善は、お客様に喜んでいただくために、新しい衣料品を求めて挑戦を続けました。
新たな仕入れ先を求め、新たな工場を求め、新たな素材を求め、
追求し続け、あきらめることはありませんでした。
そして、次第に婦人服に特化していき、成長期をつくっていきました。
それは自分を故郷から送り出してくれ、いつも見守ってくれているお母さんにも着て欲しい、
お母さんに恩返しがしたいという思いの現れでもありました。
創業者の母親へ恩返しをしたいという念いは、事業を成長させていきました。